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エンゼルスは大谷翔平を今オフにトレードすべきか否か?

ohtani

毎年、毎年順位表の下位を見ると、たいてい給料の少ないチームが揃っている。支出を抑えて「再建」することが将来の成功につながると判断した球団だからだ。

そこで、現在のアメリカンリーグ順位表の下を見てみると、アスレチックス、タイガース、ロイヤルズ、そしてエンゼルスが位置している。

エンゼルス以外のチームは上述したように支出を抑えての結果だが、エンゼルスは給料ランキングのトップ10にランクしており、お金をかけているチームだ。2010年以降、エンゼルスは1度だけプレーオフに進出したが、1回戦で敗退している。この10数年間試行錯誤を続けてきたが、エンゼルスはついに適切な再建策を打つ時が来たのかもしれない。

ここからは、エンゼルスが大谷をトレードすべきか否かについて3つの観点で見ていく。

 

エンゼルスは大谷に多額の報酬を出せるのか?

結論から言うと、出せるだろう。大谷は現在、2022年に550万ドル(日本円で約7億3,000万円)の契約を結んでおり、2023年シーズンに関しては、大幅な増額が予想される。大谷ほどの選手がこれまでにいなかったので、報酬額の算定は困難を極めるが、恐らく10年契約で記録的な金額となることだろう。

エンゼルスは既に、2人と大型契約を結んでいる。アンソニー・レンドンとマイク・トラウトだ。この2人でエンゼルスの全体給与の約40%を占めている。ただ、この2人はケガで交代することが多く、金額と見合っているかという議論が度々巻き起こっている。特にケガが多いと将来性という面で不安を残してしまう。

大谷は類い稀なる能力を持っており、今後の将来性にも期待されるがケガという観点から見るとフロント側は慎重に契約内容を決めていくことが予想される。

 

大谷の活躍を支えるだけのチーム力があるのか?

野球は1人の選手の活躍だけでは勝てない。目立たない選手でも才能を開花させスター選手とともにチームを盛り立てるようなチームの総合力が必要不可欠だ。

現在のエンゼルスでは、デビッド・フレッチャーやマックス・スタッシーなどの若手がいるが、あまり活躍できておらず、チーム力の向上には至っていない。

大谷がいくら2,3点以内に抑える投球を披露しても、勝ち星に繋げられないのなら日本のファンとしては他の勝てる球団、プレーオフに進出できる球団で活躍する姿を見たいと切に願うだろう。大谷自身も「勝ちたい」という趣旨の発言が多々見受けられる。

球団のこれからを考えると、若い有望株選手を育てられるようなファームシステムの底上げから着手すべきかと考える。

 

エンゼルスは大谷をトレードに出すべきなのか?

2023年以降のエンゼルスがプレーオフ進出を掴み取るためには、ロースターの完全な入れ替えが必要であると考える。2024年には、レンドンは34歳、トラウトは32歳、大谷は30歳という年齢になる。大谷はまだまだ活躍の最中にあると思うが、レンドンとトラウトの活躍に期待が持てるかというと疑問が残る。

エンゼルスは近い将来、チーム編成を再構築するべき時が来ると思う。それは今すぐにでも行うべき課題であり、勝つための至上命題であると言えるだろう。

エンゼルスが勝利し、大谷がプレーオフで躍動する姿を見るには、今オフのトレード戦線が鍵となることは言うまでもない。

大谷の貢献度合いからいくとエンゼルスがそうやすやすと手放すとは考えづらいが、2,3年後を見越した時に大幅な再構築を行うのであれば、大谷をトレードに出すことも可能性としてあると私は考える。

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