第1試合(準々決勝)
愛工大名電(愛知) 2 - 6 仙台育英(宮城)
仙台育英が4強一番のり
1回無死2、3塁から3番・森の犠飛で先制すると、2回には2死3塁から9番尾形が3塁前に転がるセーフティバントを見事に決めるなどして2点を追加。また、3回に2点5回にも1点を加えて愛工大名電から小刻みにリードを広げていった。
投げてはこれまで同様に継投が光った。先発の斎藤が5回を1安打無失点に抑える好投で試合を作ると、6回からは古川が登板し残りの4回を2失点で切り抜けた。
愛工大名電は、工藤公康氏以来41年ぶりとなる4強入りを惜しくも逃した。
↓愛工大名電の地方大会徹底分析
-
中部地方-全49代表徹底分析-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の九州・沖縄地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
↓仙台育英の地方大会徹底分析
-
北海道・東北地方-夏の甲子園全49代表-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の北海道・東北地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
第2試合(準々決勝)
高松商(香川) 6 - 7 近江(滋賀)
近江・山田と高松商・浅野の見応えある勝負
今大会注目の打者高松商の浅野は1回にフルカウントから左翼線への2塁打を放った。しかし得点には結びつかず、対する近江は初回から3回まで小刻みに得点を重ねる。
そして浅野の第2打席、2点ビハインドで迎えた3回に1死1塁で打席に立った。カウント1-1からの3球目146キロの速球を完璧に捉えて、バックスクリーンに飛び込む特大の同点2ランとなった。
近江は同点にされた5回に2死1、2塁から大橋の中前適時打で勝ち越した。さらに6回にも山田の適時打で2点差とリードを広げた。
また、近江は7回に1死1、2塁から2打席連続で長打を放っている浅野を敬遠する作戦に出たが、逆転を許す。しかしその裏に再度逆転。そして、大橋の内野安打と犠打の1死2塁から津田の中前適時打で追いつき、尚も2死3塁から中瀬の左前適時打で再び近江はリードした。
近江先発の山田は足を痛めて、8回に1死1、2塁とされたところで左腕の星野がリリーフし見事このピンチをしのいだ。
近江・山田投手「試合には勝ったんですけど、浅野君との勝負には完敗してしまって、本当に素晴らしいチームと、こういった大舞台で対戦できてよかった。(浅野には)『ナイスバッティング』と声をかけさせてもらって、『完敗や』という言葉をかけさせてもらいました。『ありがとう』と言っていました」
近江・多賀監督「1点差のゲームになる想定はしてたんですけど、想定以上のすごい試合で、選手一人一人に感謝したい。素晴らしいゲームをしてくれて、ただただ感謝です。こんなにすごいゲームになるとは」
↓高松商の地方大会徹底分析
-
中国・四国地方-全49代表徹底分析-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の中国・四国地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
↓近江の地方大会徹底分析
-
関西地方-全49代表徹底分析-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の関西地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
第3試合(準々決勝)
大阪桐蔭(大阪) 4 - 5 下関国際(山口)
劇的逆転勝ちで下関国際が春の王者・大阪桐蔭を下す
下関国際は、1回に2点を先制されつつも同点に追いつき、追い越されの大阪桐蔭相手に一歩も引かない試合展開を見せた。
試合の流れが変わったのが7回の大阪桐蔭の攻撃。大阪桐蔭は無死1、2塁のチャンスを作りバントエンドランを強行した。しかし、バントがライナー性のフライとなり、飛び出ていたランナー2人をアウトにするというトリプルプレーが成立した。下関国際の守備陣が落ち着いて処理した。
そして、流れが変わって下関国際が1点ビハインドで迎えた9回、犠打を挟んで3連打で大阪桐蔭の前田から勝ち越しに成功した。
最終回、大阪桐蔭の4番・丸山、5番・海老根、6番田井を三者凡退に抑えて、下関国際がベスト4進出を決めた。
大阪桐蔭・西谷浩一監督「うまく勝ちに結びつけるのが監督の仕事。それをできず残念です。子どもたちは何一つ悪いことなく、最後の最後までやってくれた。勝ちに結びつけるのが監督。それをできず、残念です」
↓大阪桐蔭の地方大会徹底分析
-
関西地方-全49代表徹底分析-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の関西地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
↓下関国際の地方大会徹底分析
-
中国・四国地方-全49代表徹底分析-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の中国・四国地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
第4試合(準々決勝)
聖光学院(福島) 10 - 5 九州学院(熊本)
ヤクルト村上の弟・村上慶太擁する九州学院、聖光学院に敗れる
九州学院は1回に先制点をとったものの、その裏に聖光学院が九州学院先発の桑原から1死2、3塁のチャンスを作ると、逆転の適時2塁打が飛び出し一挙5得点。4回には1死1、2塁から4連打で4点を奪った。
8点を追う展開となった九州学院は、5回に8番・大城戸、続く馬場の連続適時打で3点を返す。尚も6点ビハインドの7回には9番・瀬井の右越ソロ本塁打が飛び出し5点差まで縮めた。しかしその後の反撃はなく、九州学院・村上慶太の夏は終わった。
↓九州学院の地方大会徹底分析
-
九州・沖縄地方-全49代表徹底分析-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の九州・沖縄地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る
↓聖光学院の地方大会徹底分析
-
北海道・東北地方-夏の甲子園全49代表-
夏の甲子園出場校-全49代表-を徹底解説します!今回は、注目の北海道・東北地区。これを見れば高校野球が数倍面白くなること間違いなし!
続きを見る