第1試合(2回戦)
横浜(神奈川) 2 - 3 聖光学院(福島)
聖光学院が横浜に競り勝つ
2012年以来10年ぶり3度目のカードとなったこの試合、いずれの2試合も横浜が勝利を収めている。
また、これまで福島勢は神奈川勢相手に春夏通じて8戦全敗と相性の悪い相手。今大会で福島の記録を塗り替える試合となった。
エースの佐山は1点リードの4回に2死2塁から左前安打を浴び同点に追いつかれたが、直後の攻撃で2死3塁とチャンスを作ると8番生田目が中前に適時打を放ち再びリードを奪う。
佐山は最後まで投げきり横浜の反撃を見事に振り切った。5安打2失点完投勝利と堂々たる投球を披露。打線も佐山を援護し11安打と安打数で横浜を圧倒した。
聖光学院・斎藤監督「(横浜に)3度目の正直を果たしたいと思っていたので、何とか勝ちたいなと。とにかく、うれしいです。先取点を取れて、とにかく1点1点と。相手にリードさせない。先行しながら進めていきたかった。ずっと1点(リードで)いけました」
聖光学院・赤堀選手「相手のチーム力を痛感した試合。どんな展開にも食らいつく思いで臨んだ。泥臭くやりきる思いで戦った。福島の歴史を変えるつもりで、この大会に臨んだ。次も泥臭くやりたい」
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第2試合(2回戦)
社(兵庫) 5 - 7 二松学舎大付(東東京)
清原和博に次ぐ3人目の1年生4番のホームランで二松学舎大付が3回戦進出
この試合で1984年PL学園の清原和博、2010年九州学院の萩原英之らに次ぐ3人目の「1年生4番でのホームラン」が生まれた。
二松学舎大付は3回に無死1、3塁とチャンスを作ると2番・中川龍斗が右中間へ3塁打を放ち2点先制。さらに3番・瀬谷大夢が中前へ適時打を放ち3対0とする。この後、4番・片井(1年)が左右間スタンドへ放り込む本塁打を放ちこの回5連打で一挙4点を奪う。この本塁打が「1年生4番が放った本塁打」として記録に残った。
5回にもまたもや4番・片井の適時2塁打などでさらに点差を広げ7対0と大きくリードした。
先発の辻大雅は変化球を巧みに使った投球を見せ、相手打線を5回までわずか1安打に抑えた。その後辻は7回まで投げ117球、2失点で2番手の重川創思に交代。重川は3失点したものの、社の反撃を見事に抑えて3回戦進出を叶えた。
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第3試合(2回戦)
大阪桐蔭(大阪) 19 - 0 聖望学園(埼玉)
ドラフト候補・松尾汐恩が2打席連続アーチで大阪桐蔭快勝
春夏連覇を目指す大阪桐蔭が同校最多となる25安打19得点と打線が爆発し2018年以来4年ぶりとなる16強入りを果たした。
1回2死3塁から4番・丸山の右翼フェンス直撃となる3塁打で先制すると、続く5番・海老根の左前適時打で初回から2点を先制。さらに2、3回にも得点を重ねる。
4回は無死1、3塁から3番・松尾の適時打から3者連続となる適時打が生まれ一挙5得点。6回まで毎回得点となる猛攻を見せて15点をリードする展開に。
さらに8回には先頭の3番・松尾が左右間スタンドへ放り込む本塁打を放ち、9回にも松尾は2打席連続となる本塁打を放った。
投手陣も盤石で、先発の前田は4回2死まで無安打の投球を見せ、5回1安打無失点で9奪三振と聖望学園打線を完璧に封じた。
大阪桐蔭・西谷監督「粘り強く攻撃も守りもやってくれた。大量得点を取ったよりも、8イニングで(全体的に)取った。0で抑えたのは4投手がしっかりやってくれた。残っているチームはいいチームばかり。粘り強くひたむきに野球ができるか。粘り強い野球がどこまでできるか」
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